膀胱炎克服道場 膀胱炎の症状と対策

HOME >> 間質性膀胱炎の治療 >> 内服薬ー抗うつ薬 >>膀胱炎

内服薬ー抗うつ薬

 間質性膀胱炎の三大症状である「頻尿」「尿意切迫感」「膀胱痛」に対して効果があるとされている内服薬が、「三環系抗うつ薬」です。

 三環系抗うつ薬とは、いわゆるうつ病患者に使用される薬ですが、子供のおねしょにも効果があるとされ、間質性膀胱炎の治療薬として欧米でも広く使用されています。
‘三環系’というのは、この薬の科学構造の特徴として、ベンゼン環という物質を両端にもつ3つの環状構造があるということから、この名がつきました。

 抗うつ薬を処方されたということで、「自分の症状を心因的なものと思われたのかしら?」と勘違いする患者もいますが、間質性膀胱炎の症状に則してきちんと処方されているものなので心配はいりません。

 三環系抗うつ剤には、様々な作用があります。
中でも、鎮静作用や抗ヒスタミン作用(アレルギー反応の原因となるヒスタミンをコントロールする働き)や、抗コリン作用(細胞膜を構成・補修する栄養素コリンをコントロールする働き)が、間質性膀胱炎に効果があると考えられています。
 また、膀胱をゆるめる働きもあるので、収縮した膀胱をリラックスさせ症状をやわらげる効果もあります。

 補足的な効果として、重い症状や睡眠不足などで心身ともに疲労し、軽いうつ状態になっている人には、抗うつ剤の効果で症状が軽減されます。
 
 この三環系抗うつ剤は、軽度な間質性膀胱炎の患者に限って言えば、投与後薬一ヶ月以内に約80パーセントの患者が症状が軽減した、または改善したと報告しており、間質性膀胱炎の内服薬の治療としては有効性の高いものとして広く使用されています。
ただし、重度の症状になると、やはり内服薬だけではあまり効き目がないというのが現状です。

※「三環系」「コリン」については、Wikipediaを参考にしました。


ページトップへ
膀胱炎克服道場 膀胱炎の症状と対策